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日本経済新聞 平成12年10月27日朝刊 記事より:
国産ナフサ9年ぶり高値
7-9月分、昨年初比85%上昇
石油化学製品の原料になる国産ナフサ(粗製ガソリン)の7-9月価格が前期比1千円(5%)高の1キロリットル22700円となり,湾岸戦争直後の1991年4-6月期以来ほぼ9年ぶりの高値を記録した。原油高に伴う輸入ナフサ価格の上昇が主因。これに伴い合成樹脂など幅広い分野でコスト上昇分を転嫁する動きが加速するのは必至だが,石化値上げは末端に進むほど実現が遅れる構図も鮮明になってきた。
転嫁は末端ほど進まず。
国産ナフサ価格は輸入ナフサの通関価格に一定額を上乗せして決定しており,26日に決まった7-9月価格は直近の安値だった99年1-3月期の同12300百円から85%の上昇になる。輪入先であるアジアでは中国の需要がおう盛なほか,6月末に発生したクウェート最大の製油所での事故が尾を引き,ナフサ価格は現在も高値が続いている。
このため10-12月の国産ナフサも一段高になることは確実だ。石化メーカー間では同26000円前後を予想する声が多く,99年1-3月期の2倍以上に達する公算が大きい。
同日経新聞の記事中のナフサ価格グラフ |