東南アジアのゴム薬品とゴム材料
<日本ゴム工業会 資材委員会
平成16年7月22日開催 講演要旨>

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当サイト RUBBERSTATIONを運営している渇チ藤事務所では、平成16年7月に日本ゴム工業会 資材委員会にて「東南アジアのゴム薬品とゴム材料」というテーマで講演を行いました。その講演要旨は下記のとおりです。

平成16年7月22日 日本ゴム工業会資材委員会講演

東南アジアのゴム薬品とゴム材料

                          渇チ藤事務所 代表取締役 加藤進一

1.アジアのゴム産業

東南アジアはまだまだ天然ゴムの世界。天然ゴム生産量 タイ、インドネシア、マレーシア、中国の順。消費国は、アジアでは中国121万トン、日本71万トン、インド63万トン、マレーシア33万トン、韓国33万トン、タイ21万トン、インドネシア14万トン。(2001年) RSS3よりTSR20(タイSTR,インドネシアSIR,マレーシアSMR,ベトナムVSR,インドISNR)グレードが主流。(添付 天然ゴム、合成ゴムの生産量、消費量 資料参照)

合成ゴムは、日本、中国、韓国、台湾、タイで消費。タイヤと自動車部品向け。

最近中国のゴム使用量の伸びが著しい。合成ゴム+天然ゴムの合計では、中国が世界1との統計もあり。中国は天然ゴム、合成ゴム(SBR,BR等)も生産しているが、50%以上は輸入している。

2.アジアのゴム成型会社

東南アジアは、ラテックスゴム製品も多い。

タイヤ会社では、日系欧米系以外の現地タイヤ会社(韓国:KUMHO、HANGKOOK, 台湾:正新タイヤ,Kenda, Duro, Federal, Nankan、タイ:Otani, SiamRubber, VeeRubber, Kings、インド:MRF, JK, Apollo, CEAT, MODI, BIRTA、マレーシア:DMIB, Silverstone)がかなりある。

工業用ゴム製品メーカーは、自動車部品メーカーは、日系か欧米系が中心で、一般工業用部品メーカーは現地資本メーカーが多い。マレーシア、タイ、中国南部にはシリコーンゴムメーカーが多い。

ゴム靴(NIKE, REEBOK)メーカー、ゴム接着剤メーカーは、タイ、インドネシア、ベトナム、中国が多い。

3.ゴム原材料

NR、SBR,BR以外のほとんどのゴムポリマー、ゴム薬品は東南アジア地域以外(日本、欧州、米国)から輸入。カーボンは各国にメーカーあるが、ハードカーボンが中心で、まだグリッドが多い。東南アジアのマーケットでは、ゴム薬品は、自動車部品(重要保安部品を中心に)は日本製、欧米製の輸入品が中心。また靴、一般工業部品は、現地のゴム薬品を使用中。中国、韓国、台湾、インドにはゴム薬品メーカーあり。イオウ、炭酸カルシウムは各国にメーカーあり。

アジアの現地国では入手できず、日本からよく輸入するものは、FT級カーボン、ノンアロマのパラフィンオイル、発泡剤、低ムーニーのEP、タッキファイヤ−等。

 ゴム原材料の日系メーカー現地調達率(現地で生産されている、または現地専門商社が輸入在庫しているものは現地品として、)は、韓国、台湾ではほぼ100%、タイ、マレーシアでは80〜90%、 中国では、20〜30%。

4. アジアのゴム練り機械、ゴム成型機

台湾製が多い。中国とインドにもゴム機械メーカーあり。ミキサー、プレス、INJ、押出機。

台湾:益宗精機ロール,旭豊機械ロール

Kneader Machinery社二一ダー(年間100台以上のニーダ−を生産。アジアNo.1)。  JINGDAY社のINJ機、プレス機(年間300台生産、多くは中国に輸出)、中国、米国に拠点あり。TUNG-YU のプレス機も有名。プレスでは、JINGDAY社とTUNGYU社がアジアの2大メーカー。 BOMでは自国の鉄工所で製作、30年前の旧式の機械が動いている。素練りミキサー等。

試験機器は,台湾製が多い。高級品は米国製   

 韓国製のゴム機械は意外と少ない。

5.アジアのゴム薬品

韓国、台湾のゴム薬品: 

それほど安くなくなった。

日本のゴム薬品メーカー4社にOEM供給をしており、あまり積極的に日本に輸出しなくなっている。(日本のゴム薬品メーカー同士もOEM供給で、本当の製造工場は1社だけであるケースが多い。またBAYER, フレキシスからOEMでゴム薬品の供給を受けている国内メーカーも多い)。日本へのOEM供給していないメーカーとしてMIWON COMMERCIAL社(韓国、粉末硫黄とPVIゴム焼け防止剤)
l        韓国台湾のゴム薬品メーカーも最近中国にゴム薬品工場、ゴム薬品原料中間体工場をもつようになってきた。(ユーザーが中国にシフト。アジアの需要が中国に。コスト削減と工場環境問題のため)

タイ、マレーシアのゴム薬品:

タイには酸化亜鉛メーカーあり。Global Chemical Co., Topflight Co. Ltd,Utids Chemical, S. Sampran, Medoxide .
マレーシアはステアリン酸、脂肪酸メーカーが数多くあり。 PALMOLEO社等

マレーシアには、ゴム加工助剤メーカーあり。Performance Additives社(ドイツ系の会社でストラクトール社、ラインケム社と同等品を生産。欧米に輸出が多い。 加工助剤は脂肪酸がメインで現地生産のメリットは多い)

他のゴム薬品はタイでは欧米、日本品が中心。

インドのゴム薬品メーカー

タイヤ産業が発達しており、ゴム薬品メーカーが多いが、高い関税のため欧米メーカーのインド合弁工場が多い。

ICI India, NOCIL(Monsanto)、BayerIndia, FlexysisIndia, UniroyalIndia.が5メーカー。でライセンス契約のよって日本に輸出できるグレードもあり。 その他Merchem社、数社あり。
ゴム薬品は、純度と異物が不安要素である。

中国のゴム薬品メーカー

加硫促進剤メーカー 20社以上あるが、5大メーカー。山東単県化工有限公司, 山東栄成市化工 廠, 折江永嘉化工廠, 南京化工廠, 天津有機化工一廠, 折江東清市超微細化工有限公司等。

老化防止剤メーカー 20社以上あり。4大メーカーは 南京化工、泰安飛送助剤有限公司、銅陵化工集団有機化工、山東聖奥化工(同社はフレキシスの特許侵害?)。
大手ゴム薬品メーカーは欧米のゴム薬品メーカーにOEM供給している。また別ブランド名で欧米で販売中

問題は、サンプルと実物が異なるケースが多い。生産バッチによってかなり純度、色、粒が異なる。また袋の表示も勝手に変わる。

契約をしっかり取り交わし、返品できる条件にしておかないと心配。中国国内でも返品は日常茶飯事。

使う側がゴム薬品到着後、まず純度検査としてOK品のみを使い、NG品は返品することが中国ゴムユーザーの常識。

中国のカーボンブラックメーカー

20社以上メーカーがあるが、大手は外資の上海CABOT、青島DEGUSSA、現地の天津カーボン、蘇州カーボン等10社ぐらいが有名

ハードカーボンが中心であるが、ソフトカーボンを生産しているメーカーもある。チャンネルブラック法もあり。

現地メーカー品はまだまだグリッド(大きな硬い粒)が多く要注意。

価格は¥55-60/kgぐらい。
東海カーボン(東海カーボン+三菱化学)が天津に2006年に4万トン工場スタートする

5.アジアのゴム練りの特徴

練り品質管理は国民性を反映している
材料は、ポリマーは輸入品(SBR,BR以外のポリマーは輸入品(日本,ヨーロッパより)

カーボンブラックは自国産。(FT サーマル級カーボンがなく,日本より輸入)

ゴム薬品は,日本品,BAYER品,FLEXYS品現地ディーラー在庫あり

加工助剤はストラクトール品であったが、Performance Additives品(ストラクトール社幹部らがマレーシアで始めた会社)品に置き換わりつつあり

薬品計量の品質管理に問題あり

一般的に東南アジアの原材料に異物混入が多い(特に充填剤系、フィラーはスクリーンをかけないと使えない)

中国製ゴム薬品は、異物がおおく、かつ純度のばらつきがひどい。毎回純度検査とふるって使う。

6.アジアのゴム練り会社

韓国,台湾のゴム練り会社:それぞれ3-5社ほどあり。技術的にも日本のゴム練りに近い。(日本より技術ライセンスあり)。精練機械は,台湾,韓国製。
タイ:JSR 系(Elastomix Thailand),日本ゼオン系(Zeon Advanced Polymix),ナカシマ系,独立系(PI Industry)のゴム練り会社あり。JSRは10,000t/年から18,000t/年に増設(2003年12月)。日本ゼオンはインターミキサー練り。日系3社は日本人駐在員を置いて、技術指導。日系成型メーカー向けに出荷。2003年4月現在3社ともフル運転中である。PI社にも日本人駐在員がいる。それ以外のゴム練り会社は技術的には未熟(国民性である)。基本的にはゴム靴の技術である。

マレーシア:日系にゴム練り会社2社あり。埼光ゴムマレーシア社、ラムセン東京材料社。ニーダー練り。その他に現地ゴム練り会社はタイヤリキャップ屋の練り。

フィリピン:タイヤリキャップ屋の練り。

インド:タイヤメーカー8社あり。意外とゴム技術、ノウハウがある。ゴム技術者が多い。

中国:日系ゴム練り会社が数社スタート: 東武ゴムセンター上海工場(上海東武ゴム)(BB2ライン、3ライン目を増設)、エラストミックス天津工場(天津国成ゴム)と福州工場(福州国台ゴム)(ともに台湾会社と合弁)BBライン12月までに増設。日本ゼオン(広州ゼオン工場と上海ゼオン、)、三洋貿易上海工場(旧上海新進ゴム、ニーダ−ライン)。ゴム原材料はほとんど日本から持ち込み。輸入関税7%、増値税17.5%等を免税にする工夫が必要

7.中国のゴム製品製造事情  
A.
中国の日系ゴム練り会社

東武ゴムセンター上海工場(上海東武ゴム)(3号バンバリー3ライン) 上海市内松江工業区にある。1995年7月操業スタート、東武ゴムセンター100%資本。日本人駐在2名。生産能力5000トン/年。実務は中国人が中心。実務に慣れている。生産したバッチを一度書類上輸出し、それをユーザーが輸入する形を取り、ユーザーが輸入税の再輸出免税がやりやすい様に工夫している。とにかく実務に通じている。ゴム材料のほとんどは、日本からの輸入品。EP,NBR,CR,カーボン、ゴム薬品も輸入。黒練りのみ。今後シリコーンゴム練りも開始する。現在2ラインがフル操業中、3ライン目が完成し調整中。
 
エラストミックス天津工場(天津国成ゴム)と福州工場(福州国台ゴム)(ともに台湾会社と合弁)、共にバンバリー練りライン 天津国成ゴムは天津市内にあり、JSR27%、エラストミックス10%出資し、台湾の国成工業(ゴム成形、ゴム練り会社)が60%株主。1997年操業開始。台湾の国成工業が主導権をもっており、日本人駐在員は2名。
 天津工場のCMB生産能力は8000トン/年。 115リットルバンバリーミキサー1ライン。110リットルインターミキサー1ライン (2003年11月増設)。
ISO9002を取得済み。 評判は、品質はAクラスだが、日本側は主導権をもっていない。ゴム材料のほとんどは、台湾、日本、ヨーロッパからの輸入品。EP,NBR,CR,カーボン、ゴム薬品も輸入。黒練りのみ。天津地区の日系ゴム企業等と一部中国中部の日系ユーザーがメインユーザー。練り量が急増中。

  福州国台ゴムは福州市内にあり、エラストミックス17%、残りは台湾国成工業、国際貿易他が出資。2001年操業開始。台湾の国成工業が主導権をもっており、日本人駐在員は1名。CMB生産能力は2500トン/年(115リットルバンバリーミキサー1ライン)、FMB250トン/年(18インチロール1ライン)。評判は、品質はAクラスだが、日本側は主導権をもっていない。ゴム材料のほとんどは、台湾、日本、ヨーロッパからの輸入品。EP,NBR,CR,カーボン、ゴム薬品も輸入。黒練りと色物練りができる。色物のニーダー練り可能。台湾企業が多い福州地区のゴム企業がメインユーザーで一部日系(豊田合成、鬼怒川ゴム工業が一部出資している台湾ゴム企業)にも供給している模様。

 
三洋貿易 工場(旧上海新進ゴム)、ニーダー練り 世界長60%(SECポリマー)、明和産業30%出資で上海西部地区に2002年春スタート。台湾ニーダーマシナリー社ニーダー1台(75リットル)で黒練り。2400トン/年の生産能力。2003年世界長が倒産してことにより2004年春三洋貿易がこの会社を買収し愛知県の東知が技術をバックすると聞いている

 日本ゼオン 広州ゼオン工場は2004年8月に完成予定。本格的は練り工場で、来年には増設か?また端翁化工上海は日本ゼオン100%出資で、上海市内で2002年スタート。 練りはロールのみで、本格的なCMBメーカーとなっていない。

 埼光ゴム加藤産商系CMB工場 上海の南2時間 嘉興市 150Lニーダー+55Lニーダー、 加藤産商の100%子会社で 埼光ゴムとは関係なし。2004年3月スタート。

中国系のゴム練り会社 ほとんどの中国ローカルのゴム練り会社は ロールだけの練りで、CMBメーカーなるものが存在していない。またその品質管理レベルはCクラス以下。台湾系を中心にニーダー練りは結構行われているが、日系ゴム成形メーカーで中国ローカル系、台湾系のCMBメーカ−からバッチを購入しているケースはない。

B.   中国のゴム材料事情
  NR、SBR,BR以外のほとんどのゴムポリマー、ゴム薬品は輸入。カーボンは中国にカーボンメーカーあるが、ハードカーボンが中心で、グリッドが多い。しいて言えば、上海カーボン社、上海キャボット社、青島出デグッサ社、蘇州カーボン社あたりがまだまともはメーカーである。ゴム薬品は日本製、欧米製の輸入品が中心。中国には多くのゴム薬品メーカーあるが、異物混入がおおく、篩い分けをしないと使えない。イオウ、炭酸カルシウムは中国メーカーあり。オイルはSUNOILが工場あり。加工助剤はラインケミーが青島に工場あり。中国に絶対にないもので、日本からよく輸入されるものは、FT級カーボン、ノンアロマのパラフィンオイル、発泡剤、低ムーニーのEP、タッキファイヤ−等。

材料の現地調達率 中国では、10〜20%。ゴム材料の80%以上が輸入品である。


EP1工場は三井化学のライゼンス先2000t/年、CRはDDEのコピー工場が吉林省にあるが低級グレードでムーニーのぶれが大きすぎる17000t/年。NBR2工場で14000t/年。シリコーンゴム工場5工場以上。フッ素ゴム、アクリルゴム、ヒドリンゴムの工場も小規模あり。SBR、BRは中国品でもかなりOKか?但し現在不足ぎみで輸出余力はない。

ゴム関係の本、ハンドブック、配合ハンドブック、年鑑が充実している。

 ゴム薬品メーカーは20社以上、カーボン工場は20工場、タイヤ工場も15社以上あり。ゴム成型工場、ゴム関連工場の数は7000社以上。

C.日本からバッチとして材料を供給している企業

2003年春現在 30社以上の日系ゴム工場が中国に進出している。ゴム練り品質の維持と配合ノウハウの秘密を守るため、いまもって日本からバッチ(A練り)をもっていっているゴム企業もおおい。おもな企業として、大塚ポリテック、ニチリン、フコク、荒井製作所、NOK、藤倉ゴム、興国インテックがその例である

D.中国にある日系ゴムCMBメーカーのバッチ価格

  配合材料については、ほぼ日本の輸出価格(アジア相場価格)であるが、ゴム練り賃は日本とほぼ同じ(A練り¥40/kgぐらい)といわれている。同業者の価格競争がはじまっていない。よって日本で原料を安く買っている大手ゴム企業は、日本から中国にCMBを持ち込んでもコストはあまり変らないとも言われている。コンテナー単位でCMBを中国に輸送すれば、国内工場から輸送コスト¥15/kgぐらいで、上海港までもっていけるともいわれている。

E.日系企業のゴム機械 
 なるべく安く工場をスタートさせたいので、国内工場の遊休機械をもっていったり、または中古ゴム機械(整備品)を買ったりしているが、昨年より中国税関の規則が変わり1998年以前のゴム機械は100%輸入関税が課税される。中国国内でメンテナンスセンターを持っている台湾のゴム機械メーカー品を購入するケースが多い。 台湾のニーダーマシナリー社のニーダー、ロール、 バッチオフマシン。台湾ジンダイ機械のプレス機、インジェクション機、(両社とも無錫市郊外にメンテナンス工場あり、また日本に代理店あり)がかなり有名。

F.中国国内部での物流
  日本に比べるとかなり物流がわるい。輸送に日数がかかる。特に東西方向の輸送に日数がかかる。天津から上海まで3日間、福州から上海まで4日間かかる。

インターネットを使ったゴム関係の情報収集

ラバーステーション Rubberstation.com 」のインターネット上のゴム総合サイト(インターネット上のゴムハンドブック)
加藤事務所では,世界中のゴム材料(ポリマー,カーボン,ゴム薬品メーカー)メーカー 100社以上,世界中のゴム機械メーカー70社以上のホームページへのりンク,国産全ゴム薬品メーカーカタログ等(加藤事務所編纂),合成ゴム1600種の物性表,その他有益な情報を集め,編集います。無料ですから是非ご覧ください。今回ご紹介した,アジアのゴム材料メーカー,ゴム機械メーカー、タイヤメーカーのホームページへのリンクもあります。このホームページのアドレス(URL)は, http://www.rubberstation.com 

(添付資料参照)

<メモ欄>

なお 日本ゴム工業会については、こちら
渇チ藤事務所についてはこちら をご覧下さい。
 日本ゴム工業会資材委員会とは、日本を代表する大手タイヤ、ゴム製品メーカー30社の資材担当役員、資材部長で構成される委員会で、内外のゴム材料、資材に関する情報交換会、勉強会が毎月行われています。
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更新日00/09/01
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